意味無し道路
2010年 03月 06日
2ドア・ガブリオレ・4人乗りの乗用車に4人が乗って第三京浜・三ツ沢を入り港北インター出口、一番左の<ETC>レーンを通ったら黄色い服着た人が停止を求めてきた。
黄色い人は警官だった。そして・・
警官:「お急ぎのところ失礼します。後ろの席の方シートベルトしてください」
「あぁ、すいません」
警官:「高速道路未装着で減点1点です。免許証拝見します」
「えー、後ろの席見てくださいよー。荷物いっぱいでシートベルトできませんよ。」と、言って車を降りて後席を見せる。
警官:「後ろの方ベルトやってみてもらえますか」
「前のシートが邪魔で見えないでしょ、シート倒しますよ」バタン!
警官:「痛いじゃないですか」
「はあ?」
警官:「シートが本官の手に当たった」
「大したことないじゃん」
警官:「本官の手に当たって痛いじゃないですか!」
「そりゃどうもすいませんでした」イザとなったら公務執行妨害にしたいのかな。
警官:「私がそのベルトの金具のところの荷物を持ちますので、シートベルトしてみてください」荷物があまりに重いので警官の腕がぷるぷるしている。
「すいませんが、おまわりさんの写真と音声を取らせてもらいます」カシャッ!
警官:「運転手さん、出発の時に『後席はシートベルトしなくてもいいかな』って思ったんじゃないですか?」
「はあ?・・それは聞き捨てならないですね。違反に情緒まで加味されるんですか?」
警官:「!・・・」
「出発時に頭での中で考えていたことによって判断が変わるんですか?」
警官:「ちょっとこちらに移動してください」と、小走りに走りだす。
「はあ」車に乗り込み、十数メートル行った何かの建物の敷地に入る。
警官:「それじゃあ、これからはシートベルトをしますね!」
「はい」と、言い車を動かそうとすると・・
警官:「・・!運転手さんシートベルトしてください!」
「ここは何かの敷地内でしょ、道路に出る前にします」
警官:「ここからすぐにしてください!」
「何でですか」
警官;「ここは“みなし道路”だから」
「この警官“みなし道路”を自己解釈して間違った使い方している」と、心の中でつぶやきシートベルトをする。
警官:「この先に出口があるからその先の信号を・・・」
「わかりました」車は出口へ。「あれ?違反は?」結局、反則金のない違反処理など本気じゃ無いのだろう。
後でわかったのだが、その建物のある“みなし道路”は「神奈川県警・高速道路交通警察隊・港北分駐所」であった。
by aoyamaroad
| 2010-03-06 06:16
| 自分の車窓から